Q1.自己紹介をお願いします
面接の導入部分でしばしば投げかけられる質問ですが、突然「自己紹介を」と求められてもうまく話をまとめられない方が多いのは事実です。「あれも言いたい、これも伝えたい…」と「欲張りな自己紹介」になってしまい、長いばかりで結局イマイチまとまりのない話になってしまった…というのはよくあるケース。
アピールに必死なあまり「話が長い」「自意識過剰」なんて悪印象を与えてしまっては元も子もありません。ひとまずは2~3分程度を目安に、あなたの人間性や経験・スキルなどポイントをまとめ、「何を」「どのくらい」といった具体的な数字やエピソードで表現できるよう心がけましょう。
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あなたが物事に対して「どう考え」「どう行動する」人間か?というポイントで考えてみるとまとめやすいでしょう。 |
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改めて求人情報・企業サイトを読み込み「求める人物像」を把握し、これを踏まえてアピールできればなおベター。 |
Q2.ご自身の強み・長所を教えてください
端的に自分の長所をまとめ、具体的なエピソードをまじえつつ伝える…というのは他の質問と共通の大前提ですが、この質問に対する答えは「その後の話の軸」にもなる重要なポイントです。
いろいろな質問に対する回答は、やはりこの「強み」や「長所」を踏まえたものであるべき。過去の成功体験や実績はあなたの強みの表れであり、転職後の活躍や将来的なキャリアプランとは、これを伸ばしていくこととも言えます(もちろん弱みの改善ともワンセットです)。ビジネスパーソンとしてのあなたの軸をなし、「これを武器にキャリアを積んでいきます!」と胸を張って言える要素を探してみましょう。
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これまで仕事上で成し遂げた成功や実績を振り返り、それを生み出した「最大の要因」を考えてみましょう。 |
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組織の中であなたはどのように動くことが多いでしょうか?またどんな存在でしょうか?周囲の人に聞いてみるのも手です。 |
Q3.ご自身の弱み・短所を教えてください
強みとセットで聞かれることが多い質問ですが、やはり答え方の難しい質問です。自分の弱みをきっちり把握・認識していることは重要ですが、答え方によっては無用にネガティブな印象を与えてしまいかねません。
方法としてよく「短所は長所の裏返し」などと言われることもありますが、必ずしもそうであるとは限りません。「柔軟性があります」を裏返して「一貫性がない」…というのは、考え方としては簡単ですが、ヘタをすればせっかくアピールした長所が「結局どっちなの?」と打ち消されてしまうことも。見方によっては「短所の改善」が「長所の抑制」にもなってしまうのです。
考えかたを変え、「本来こうありたい・理想の自分」を考えたときの、「今の自分に足りないポイント」を弱みや短所として考えてみるというのも手です。もちろん「今後どうやってそれを改善していくのか?」もセットで考えておく必要はあります。
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短所のない人間などいません。弱みも含めて自分を正しく理解することから始めましょう。 |
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どうやったら「理想の自分」に近づけるでしょうか?その不足点にヒントが隠されていることが多いものです。 |
Q4.仕事をする上で大切だと思うこと・こだわりたいことは何ですか?
大枠では仕事観を問う質問ですが、「Q2 ご自身の強み・長所を教えてください」を踏まえた回答ができればなおベターでしょう。入社後あなたがどのように活躍してくれるのか?というイメージを面接官が具体的に描けるよう、それが現れている実際のエピソードをまじえて述べられるよう心がけましょう。
ただし内容によっては「こだわりが強い=融通が利かない・柔軟性がない」ととらえられてしまうケースもあります。仕事に強いこだわりを持つこと自体は良いのですが、「絶対にゆずれない」など過度な強調をしすぎないよう気をつけましょう。
いきなりひとつに絞り込んで考えるのもなかなか難しいもの。まずは普段の仕事でどのような気配りをしているか?あるいはあなたなりの「仕事円滑術」はないか?など小さな“材料”を書きだしてみて、その中で共通する要素をピックアップしてみるとよいでしょう。
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もちろん「それにこだわると、何がどう良くなるのか?」も必要。単なる独りよがりでは意味がありません。 |
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具体例がなければ単なる理想論です。実例とその結果を探してみましょう。 |
Q5.どんな瞬間・どんな場面で仕事へのやりがいや喜びを感じますか?
主に仕事・働くことに対するあなたのモチベーションや志向性を見る質問といえるでしょう。基本的には純粋に過去の実体験をたどって考えればよいのですが、注意しなくてはならないのは、「その志向が希望する仕事に合致するか?満たされるか?」という点です。
極端な話、「チームで目標を到達することに大きなやりがいを感じる」という返答が「実力主義に基づいて一人ひとりが独立採算」といった仕事に対してズレたものなのは一目瞭然。程度の差こそあっても、知らぬ間にそんな返答をしてしまうことも少なくありません。事前に「どのような仕事か」をよく理解しておき、それに即して答える必要はあるでしょう。
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その他の質問と同様、これもまた具体的な過去の実例を挙げられるのが理想的。 |
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それを再現するために行っている工夫・努力は何か?なども交えられればベターです |
「Q6 数ある企業の中でなぜ当社なのですか?」
「Q6 数ある企業の中でなぜ当社なのですか?」から一歩踏み込んで、その職種に対する意向を通じて業務理解度や入社後のイメージを描けているかなどを確認される場合もあります。ここでも転職理由やキャリアプランなど、他の回答との整合性・連続性に注意する必要があります。
また、特に未経験職種への転職においては「単なるイメージやあこがれでの志望ではないか?」も見られるポイントです。その職を通じてやりたいこと、挑戦したいことをしっかりと語れる必要があるでしょう。ただし、時として「他の仕事は一切できません」と捉えられてしまうような「こだわりすぎ」がNGとなってしまうケースもあるので注意が必要です。
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「その職だからこそできること」は何でしょうか?また、「その職でなければできないこと」でしょうか?あわせて考えておくと良いでしょう。 |
聞きかたとしては「複数社から内定を得たらどうしますか?」といった形式の場合もあります。あなたの意向の強さを聞かれているわけですから、基本的には前向きな返答を伝えるべきでしょう。第一志望であるならもちろんそれを伝え入社への意欲を見せるべきですし、そうでない場合も前向きに検討する旨、あるいは意欲の高さは伝えたいところ。しかし何でもかんでも「入社します!」と言い切って後日に辞退…というのは避けるべきです。
何らかどうしても決めかねる要素があるなら、無用に悩んでしまうより正直に相談してみるというのも選択肢としてはよいでしょう。多少なりとも「内定の可能性」を出すわけですから、相談には乗ってくれるはずです。
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対策できる質問ではありませんが、面接官が前向きに検討している表れでもあるととらえ、前向きな応対を心がけたいものです。 |
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文章出處:https://doda.jp/guide/manual/4/002_02.html#a1
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