女性が転職活動で面接に行く服装
写真で見る、女性が面接に行く服装
- スーツ:シンプルで清潔感のあるデザインのもの。色は黒や紺、グレーが一般的。白やビビットな色のものは避けた方が良いでしょう。派手過ぎず、かつリクルートスーツっぽくならないことが重要。ボタンは、必ず留めること。但し、三つボタンなら真ん中のみ、二つボタンなら上だけ留めること。
- ボトム:スカートの場合は膝丈に。膝の真ん中から少しだけ上に来るくらいが最も綺麗に見えると言われています。パンツの場合はヒールの付け根よりも数ミリ下に裾がくるくらいがちょうど良い長さ。パンツでインナーをタックインする場合は、靴と同色のベルトの着用も忘れずに。
- インナー:色に決まりはありませんが、カジュアルすぎるものはNG。白いブラウスか、白または淡色のシャツまたはカットソーが清潔に見えて良いでしょう(但し、白ブラウスは就活生のように見えてしまうためダークスーツとは合わせない方が無難)。フリルやドレープが派手過ぎるものは避けましょう(控え目にあしらわれているものならOKです)。下着が透けないよう、インナーの下には同色のキャミソールを着用した方がベターです。
- 袖:ジャケットの袖丈は、親指の付け根くらいが基本。ブラウスでない限り、インナーの袖を見せる必要はありません。
- ストッキング:肌の色に近い無地のベージュが原則。タイツや装飾入りのタイプはスーツに合わないため避けましょう。
- 靴:黒のシンプルなパンプスで、ヒールが5cm程度がベターです。スニーカーやピンヒール、オープントゥ、サンダルやミュールは避けること。汚れや傷は悪印象のもと。必ず面接前に磨く‧修理に出すなどのケアを。
- 時計:携帯電話を時計代わりにすることが多くなった今も、ビジネスシーンでは時計の着用が礼儀と見なされるケースがあります。黒や茶色、ベージュや白、またはシルバーの、スーツに合うデザインのものを選びましょう。トイウォッチやデジタルは避けた方が無難です。
- カバン:もらった書類を折らずに収納できるよう、A4サイズのシンプルなビジネスバッグが基本です。素材は革でもナイロンでも構いませんが、できれば靴と同じ色のもの、難しい場合は黒が良いでしょう。柄やブランドロゴが大きく入ったもの、トートやリュックはNGです。
パンツとスカート、どちらが良いの?
パンツはアクティブ‧キャリアウーマン的な印象に
一般的に、パンツスーツはアクティブで機敏な印象を与えるため、キャリアウーマン的なバリバリできる女性を演出でき、営業職の面接に向いていると言われています。
逆にスカートは、女性らしさや清楚さが出るため、事務職や受付、秘書などの面接に履いていく人が多いです。
とはいえ、よほどこだわりの強い業界でない限り、パンツかスカートかが合否に響くケースは稀。
最終的には自分が似合っていると思う方を選びましょう。
メイクはナチュラルで
伝えたいのは清潔感と健康な雰囲気。普段よりもナチュラルメイクを心がけ、チークやリップで血色の良い印象に見せると良いでしょう。目元はピンク系、口元はピンクまたはオレンジ系がオススメです。グロスや濃いアイメイク、つけまつげ、寒色づかいは避けた方が無難です。
女性に多いNGポイント
ポニーテールはできるだけ低めの位置で。
‧髪型
就活のときほど厳しく考える必要はないものの、お辞儀をしたときに顔に掛かったり、スーツの前襟が髪で隠れたり、面接中に書き上げなければいけないようなら、低めのポニーテールで結んだ方が無難です。
前髪は目に掛かるようなら分けること。
横分けにしてピンで止めると落ちにくいです。ボサボサ髪も当然NG。
‧髪の色
前襟が隠れる、目に掛かる、高い位置で結ぶ、髪色が明るすぎるはNG。
業界にもよりますが、厳しい企業では「茶髪というだけで落とします」という場合も。
一般的に望ましいとされるのは黒、許容されて落ち着いた色のダークブラウンまで、ということが多いでしょう。
今の職場ではOKでも、明るい髪の色をしている場合は、一時的に黒く染め直すのが無難です。
‧爪
長すぎる爪や、付け爪、ネイルアート、派手なマニキュアがNGポイント。マニキュアを塗らないのも手ですが、ヌードカラーまたはクリアのマニキュアを塗っておくと、より指先を綺麗に見せられて良いでしょう。長さは、指先から3~5ミリ程度出ているのが最も綺麗と言われています。深爪のしすぎにも注意。
‧スーツのシワ
女性のスーツはタイトなものが多いため、背中や肘、膝裏といった可動部には特にシワが寄りやすいです。鏡でしっかり確認をして、必要であればアイロンを掛けておきましょう。また、腿に輪状の横ジワができている場合は、パンツが太ももに対してピチピチすぎる印。別のスーツに替えるか、セットのスカートに切り替えましょう。
‧ヒール
ピンヒールがNGなのは先述の通りですが、歩いたときにカツカツ音のするものもNG。ヒールが華奢じゃなくても、かかとが減りすぎた靴は音が鳴りやすいので注意。
‧アクセサリー
アクセサリーは結婚指輪だけ。ピアスやネックレスはもちろん、ブレスレットなどは、どんなにシンプルなものでも外すように心がけましょう。
.季節ごとの面接服装マナー
夏場でもジャケット着用が基本‧男性は長袖のワイシャツを
どんなに暑くても、ノーネクタイ‧半袖シャツ‧上着ナシはマナー違反
夏場はクールビズを実施している企業が多いものの、それはあくまで従業員であればの話。面接に訪れる以上、ネクタイもジャケットも着用が鉄則です。面接会場の手前まではネクタイと上着を外していても構いませんが、企業に入る前に必ず着用し、衣服の乱れを整えた上で面接に臨みましょう。
もちろん、面接官によっては上着を脱ぐことを勧められる場合があります。その際は「それでは失礼します」と断って、二つ折りにした状態で椅子の背もたれに掛けましょう。また、上着を脱ぐかもしれないことに備える意味でも、半袖のワイシャツは着ていかない方がベター。男性の場合、半袖のワイシャツはスーツの袖から手首が見えてしまうため、マナー違反にあたります。女性の場合は上着を脱がないのであれば半袖でも構いません。ジャケットは、移動中は脱いでおき、企業に入る前に着るように心がけましょう。
なお、汗でワイシャツが透けてしまったり、スーツがまだら模様になることがないよう、面接に行くまでのルートはできるだけ日陰を選び、必ず受付をする前に汗を拭きましょう。
冬場はコートの種類と置き方に気をつける
真冬の面接の服装で気をつけたいのは、コートです。
どんなに暖かくても、ダウンジャケットやジャンパー、カジュアルなデザインのコートは避けましょう。スーツショップで売られている、スーツに合うコート(例えばチェスターコートやステンカラーコート、トレンチコートなど、スーツに合うフォーマルな印象のもの)が無難です。色は、スーツ同様、黒やベージュ、紺、グレーといった派手すぎないものを選びましょう。
コートは受付の前に脱ぎ、二つ折りにして片手に掛けて持ちます。面接室に入った際は二つ折りにして、シワにならないよう背もたれに掛けておくか、立てた鞄の上にそっと畳んで置きましょう。椅子の背もたれにハンガーのように掛けるのはマナー違反です。
帰る際も、必ず企業を出て、面接官が見えなくなってから着用のこと。マフラーを着用している場合も一緒に椅子に掛けますが、床に落ちたり、掛け方がだらしなくなるリスクがあるため、よほど寒い日以外は、思い切って巻かないという選択肢もアリです。
雨の日の傘は折りたたみがオススメ
雨の日の面接は、傘のチョイスも重要です。多くの場合、企業の傘立てを借りることになるため、あまり個性的なものやボロボロなものは避けたいですし、たたんだ際の見栄えの良さや水切りの具合、さらには面接終了後の傘忘れなど……何かと気を遣います。
そこで雨の面接にオススメなのは、折りたたみ傘。企業に付いたら水を切って折りたたみ、ビニール袋に入れて口を縛ってカバンに入れておけば、傘立てを借りる必要も、忘れて帰る心配もありません。
※折りたたみ傘を鞄にしまうときは、中がびしょびしょになったり、持参した応募書類を濡らさないように気をつけましょう。
また、雨の日は、スーツが濡れてシミになってしまったり、湿度で髪型が乱れてしまったり、何かと不慮の事態が起こりがち。駅や近くの施設のトイレなど、企業に着く前に一度全身をチェックしておくことも忘れずに。
まとめ 万人受けする清潔で健康そうな人を目指して
面接の服装で大切なのは、個性ではなく身だしなみ。日頃のこだわりを捨て、髪をピッタリ分けたり、いつもよりナチュラルなメイクにするのは少し恥ずかしいものですが、面接の場では、ファッション性の高さより、相手に合わせた行動ができる社会人としてのモラルが見られています。ゴールは面接官に「この人が当社で働いていても違和感がない」と思わせること。ビジュアルで尖るより、“相手に受け入れられやすい、清潔で健康そうな人”を目指すことが重要です。
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文章轉至:http://ten-navi.com/hacks/interview-8-3612
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